2006年08月12日

観劇日誌060812

8/4に初めて彩スタジオに芝居を観に行って来ました。
文学座有志による自主企画公演<久保田万太郎の世界『あぶらでり』『片絲』>でした。
二作品とも観たことがなく、万太郎ファンとしては観逃す訳にいかず、ある方のお力をお借りしてチケットを入手し拝見しました。

『あぶらでり』は大正8年の浅草が舞台。
死んだ大工の力蔵の女房・おみつの家族(義母と幼い長男)は、1年余り、弟弟子の民治の世話になっている。
二人の事を案ずる近所の芸者・おつるや、大工の親・茂八、義母・おまきは、二人を夫婦にしようと思案するのだが、おみつは民治に申し訳ないと断る・・・・・・・

『片絲』は大正末の深川が舞台。
相場師の丈吉の住まいに妹のおくみが預けられている。
そこへ、弟・徳次の為に身代を無くし、今は丈吉の世話になっている父・伊平が徳治を連れて相談事に来る・・・・・・・

万太郎らしい古き良き大正時代の情緒と人間の機微が伺われる作品でした。
観終わった後に何とも言えない良い心地になり、帰りの電車の中で自分も年取ったのかな?と思いましたが、いや、そんなことはないと自分に言い聞かせました。

<ヨイショ!>
チケットをご用立てくださった坂部さん(親方・茂八)はいい味の役者ですね。
また、大好きな川辺さん(伊平)はヨレヨレでしたが、それがまた大物役者らしく、他の役者さんがハラハラしてるのが可笑しくて、何とも面白い芝居になってました。
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2012年06月30日

中村まり子作・演出「素晴らしき世界」

昨日、下北沢のOFFOFFシアターで、劇団アルターエゴの「素晴らしき世界」を観た。
芝居の舞台は、震災と原発事故から1年3ヶ月経った福島。
重いテーマだな〜〜〜と思ってましたが、ストーリーは至って軽く、しかももう一つ、未だ見つかっていない、死んでも死にきれないでいる多くの魂たちの思いも盛り込まれていた。
そして、この救いのないような中にも、地元の人々は、福島競馬再開という《希望》に向かっていく・・・
芝居の冒頭に登場するイズミ役の尹明華が素晴らしい!
また、夏子役の丸山彩智恵はちょっと空回りしていた感があるが、吟醸酒を飲むあたりから本領発揮。
流石、ファンタジー芝居の天才・中村まり子らしい、暖かい芝居に仕上がっていました。
しかしながら、タイトルにも使われてるルイ・アームストロングの♪What a Wonderful World「この素晴らしき世界」をエンディングでみんな歌うのは唐突すぎる・・・・・?
福島競馬のレース中継の中にルイ・アームストロングのだみ声の歌がクロスして終わってほしかったかな?
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2013年03月07日

永住亭健在!

昨日、永六輔さんに呼ばれて、久しぶりに永住亭(永さんが席亭の寄席)に行った。
嘗てのジァン・ジァン時代は、年に何回か足を運んだ場所ではありましたが、流石にそれから20年も経つので、何処だったかな?なんて、インターネットで探そうとしていたら、松島トモ子さんからのメールで、永さんのご自宅使くの喫茶店に集合とありました。
約束の時間より1時間前に着いてお待ちしていたら、すぐに永さんが現れ、「打ち合わせの前打ち合わせ」と切り出し、トモ子さんが現れたらすぐに、永住亭に行く時間だから車の中で話そう、と捕まってしまいました。
どうやら松島トモ子さんが、本日の永住亭のゲストのようで、そこで、6月の成城ホールのリハーサルをやるから見ておけとのことでした。
客席は、下町の匂いのする暖かいお客さまで満員でした。
あ〜、私(+たち)が忘れかけてる何かがある・・・と思いながらも、それが何かを思い出せずに帰ってきましたが、、、
そうだ、”お客さんが支えてくれる会”をやってきたはずなのに、今はどうしたんだろう?、と気付かされた会でした。
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